◆郵便ポストはなぜ赤い?◆
ポストも初期の頃は【書状集め箱】と言って、
幕府の【目安箱】から考え付いたごく簡単なものだった。
これが明治5年には、鉄製の黒いポストで、長細い角型の柱に口が付いたものになる。
この型はイギリスの郵便ポストを真似たものだった。
【郵便箱】と書かれていたので、田舎の紳士がこの文字を
【垂れ便箱】と読んで公衆便所と間違えたらしい。
このポスト、夕方頃には黒色なので目立たなくなり、苦情も多い事から、
明治21年に目立ちやすい【赤いポスト】に変えた。
この時から、形も丸型になった。
そして、現在の郵便ポストは【赤くて四角】のものが大半になっている。
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