■祖母の葬式


祖母の葬式。
祖父とその祖母は駆け落ち状態で結婚し苦労に苦労を重ねて生きてきた。
(祖父は地方一の大店の末っ子ボンボン、祖母は造り酒屋の箱入り娘だった。)、
まさに一心同体夫婦だったため、祖父の憔悴っぷりは半端じゃなく、しょぼくれて別人のよう。

葬儀が始まり坊さんがやって来ると、プルプル震えまくりの爺住職と、
クローンのようにそっくりな若住職の二人組。

それだけでも我ら孫一同(12〜23歳の笑いたい盛りの女ばかり)は、
笑いを堪えていたのに、お経の合間合間の「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏」

に来るたびに祖父がしゃがれた声で、
「はあ〜〜ぁ、なんまんだぁ〜〜〜なんまんだぁ〜〜〜。」と繰り返す。
必死に笑いを堪える孫一同。

何とか耐えながらお経は進んでいき、もう少しで終わるところで私の目前に正座する色白ぽっちゃり従妹が、サイズの小さい服(他になかったらしい)を無理に着たため 半ケツになっているのを発見!!
割れ目がもう三分の一は出ている!!
真っ白で柔らかな質感のたっぷりお肉が私に自己主張してくる。

さすがに堪えきれず、;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッ

すると妹が「お姉ちゃん、どうし;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッ」

隣の従妹が「ちょっとアヤちゃんたち、いったい何;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッ」

最後には半ケツ本人以外の孫全員が大崩れ。

お経が終わり、食事の準備のときになると不謹慎すぎる私たちに親は怒り心頭、
でも「マキちゃんが、は・・・は・・・半ケツに・・;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッ!」と説明すると、

親たちまで;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッ!!

マキちゃん本人の親がいちばんウケていた。
ちなみに、親たちも祖父の「はあ〜〜ぁ、なんまんだぁ〜〜〜なんまんだぁ〜〜〜。」にはやられたらしい。

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